コンタクトレンズって、子供は何歳からできるの?

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子供の視力が下がった、部活などでスポーツをするのにメガネだとやりづらい、危ないというとき、コンタクトレンズという選択肢があります。

しかし、このコンタクトレンズというものは「周りの子もやってるし、良さそう!」というだけで、安易に飛びついてはいけないものなのです。

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コンタクトレンズは、何歳から使ってもいいものか

コンタクトレンズは、何歳からでも使っていいというわけではありません。

まず親御さんがいないところでも、一人で着脱したり、何かトラブルがあった時にある程度の対処ができること、誤った使い方をしたらどうなるのか、理解できる年齢であることは最低条件と言えるでしょう。

ですのでこれについては、はっきりと何歳からです、という答えはありません。

理由は後から説明しますが、一つ言えるのは、早いうちはおすすめできない、遅ければ遅いほどいいということです。

コンタクトレンズのいいところ

メガネと比べて、コンタクトレンズのいいところと言えば、やはりまず見た目もありますが、スポーツをする人は特に、メガネでは邪魔になるし、危険なことも多いです。

それだけではなく、コンタクトレンズは温度差や湯気などによって曇ったりしませんし、視野が広いです。度数によってはメガネはとても重くなったり、うまく視力の矯正ができないこともあります。

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だったらさっそくコンタクトにしたい!

ここまで聞くと、コンタクトレンズはいいこと尽くしのようですが、どんなに技術が進んで、目に優しい着け心地のいいものが開発されても、そもそも目にとって、コンタクトレンズは”異物”です。

目には『角膜内皮細胞』という細胞があり、これが驚くことに、生まれた時がピークでその日から少しずつ減少していくという細胞です。しかも一度死んでしまうと二度と再生しない細胞なのです。

何もしなくても減少していく細胞なのに、そこへ異物であるコンタクトレンズを入れると、やはり減少のスピードは上がります。

子供のコンタクトレンズは、何歳から?

この角膜内皮細胞、目に見えないのでよほど減って何かしら症状が出るまで、減っていることに気づくことができません。そしてこの細胞の数値がある一定数を下回ると、将来的に白内障などの手術ができなくなります。

白内障なんてまだまだ何十年も先の話だし、かかるかどうかもわからないし…と思っていませんか?白内障は老化の一種なので、ほぼ全員がかかるものです。そして重度になると手術をする人も多いです。入院せずに日帰りで出来るわりと簡単な手術です。実際私の父親も、明日この白内障の手術を受けます。時間も15分程度で終わるような、かなり一般的な手術です。

将来この白内障を治したいと思っても、角膜内皮細胞の数値が足りなければ、手術は受けることができませんし、白内障だけでなく、視力回復のレーシック手術も、受けられなくなる可能性があります。

リスクを考えて、それでも本当に今必要ですか?

小学生ぐらいのお子さんが、見た目を気にして、メガネではなくてコンタクトをしたいとか、瞳を大きく見せるカラーレンズをしたい、と言って親御さんと来られることがあります。

お子さんの気持ちはよくわかります。でも今の見た目だけを重視して、大切な目の健康を損なうことのないように、本当に必要なものなのか、どんなリスクがあるのか、よく話し合ってみてください。(特に色のついたカラーレンズは、透明のレンズに比べて、目への負担が大きくなります)

もちろん、メガネではどうしても危険を伴うスポーツをやるため、などの理由があれば、スポーツをする時間だけ使うなど、使い方を工夫すればリスクも軽減できます。そこは眼科の先生にご相談されることをおススメします。

コンタクトレンズのリスク

個人的な見解ですが、相談したときに、早くからコンタクトレンズを使うデメリットをきちんと説明してくれて、まだダメ!と厳しく言ってくれるぐらいの眼科医のほうが、私は信頼できると思っています^^実際に私の勤めていたショップの併設眼科の先生は、基本小学生にはコンタクトレンズの処方はしないという方針でした。

それぞれ眼科の先生によって考え方が異なりますし、目の状態によっても、眼科にかかったからといって、必ず処方してもらえるというものではない、ということも覚えておいてくださいね。わくわくして買いに来られて、処方してもらえずがっかりして帰られる方も多いです。

昔と比べてコンタクトレンズの価格も、かなり安く、ネットでも買える時代になりましたが、今一度、コンタクトレンズはペースメーカーと同じ扱いである、「高度管理医療機器」であるという認識を持って、よく検討してみてください。上手に使うことで、長く快適なアイライフを手に入れてくださいね。

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